サンタさんと電話で会話した思い出。
気がついたら、もう12月。そして、クリスマス。早いですね。毎年、クリスマスになると想い出すことがあります。それは、サンタさんと電話で会話したことです。。。
そう、あれは、5,6歳のことでしょうか、ある夏の日。弟と家の中で遊んでいる時になぜか、突然、父が「パパはサンタクロースとお友達だから電話をしてあげる」と言い始め、電話のダイヤルを回していました。幼いながら、なぜ、夏にサンタさん??と疑問がグルグルと回りながら、弟を見ると弟はサンタさんに会える!!というような凄く輝くような表情をしていました。そうしているうちにサンタさんに電話が繋がったようなのですが、なぜか、父とサンタさんとこそこそ話。。。そして、僕に電話の受話器が渡されました。
ドキドキワクワクしながら、70歳か80歳くらいの太い声のサンタさんの声なんだろうなーと思いながら、受話器に向かって「サンタさん?」と言いました。受話器の向こうのサンタさんは「そうだよ。サンタさんだよ。いい子にしてたら、プレゼントをあげるね。」と言ってきたのです。しかも、従兄弟のおばちゃんの裏声で。。。
もう、どう考えても従兄弟のおばちゃんの声でした。。。電話でサンタさんの声を聞いている最中、心の中で、従 兄 弟 の お ば ち ゃ ん の 声 だ よ ね 。 。 。 とつぶやいてしまいました。。。なんか、ショックを受けながら、弟に受話器を渡したのですが、弟は完全にサンタさんと信じているようでした。
今考えると子供たちを喜ばせようとしていたのは分かるのですが、サンタさんの電話の声が従兄弟のおばちゃんだったとは夢にも思っていなかった出来事でした。
毎年、クリスマスになるとこのことを思い出してしまいます。
そんな父が亡くなってもう、6年。まさか、亡くなった父は、サンタさんとの電話したことがいつまでも心に残っているとは夢にも思わなかっただろうなーと思っていたりします。
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